2020年11月号
正統と異端 伝統と破壊
11 巻頭言 諸石幸生
12 巻頭 音楽で破壊の意味するもの 西原稔
14 孤高の天才グルダの軌跡 真嶋雄大
16 グルダのモーツァルト演奏について 真嶋雄大
19 フリードリヒ・グルダの思い出 諸石幸生
20 ウィーンのピアニズムの伝統について 真嶋雄大
22 グールドの革新性 長井進之介
24 グールドのバッハ演奏 長井進之介
26 アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ 上田弘子
28 空気を一変させるピアニストたち 許光俊
30 正統と異端のダイナミズム アムラン・ゴドフスキ・カスプーチン 高久暁
32 「異端」はコンクールで作られる!? 加藤哲礼
34 天才モーツァルトはどこまで“異端”だったのか? 萩谷由喜子
37 「伝統と破壊」を実践したシカネーダとヨーゼフ2世 小宮正安
40 音楽界最大の「革命家」ベートーヴェン 國土潤一
44 風雲児ベルリオーズは保守的な作曲家 澤谷夏樹
47 芸術家ワーグナーと庇護者ルートヴィヒ2世 吉田真
50 新ウィーン楽派は伝統からの異端者か 長木誠司
54 音楽教育と社会─独学の作曲家たち 江藤光紀
58 ロシア音楽の異端者たち マリーナ・チュルチェワ
62 パガニーニの謎 渡辺和彦
64 新たな伝統を作った異端のディーヴァ マリア・カラス 石戸谷結子
68 無冠の即興指揮者カルロス・クライバー 堀内修
70 「異端」という言葉が似合ったチェリビダッケ 鈴木淳史
72 異端から本流へ─古楽ムーヴメントの興隆 寺西肇
74 現代の〝異端〟演奏家 片桐卓也
76 音楽家とは何者なのか─それは子供 許光俊
79 正統と異端 伝統と破壊コンサート・ガイド 飯田有抄
CD&DVDをプレゼントします。
詳しくは79ページをご覧ください。
80 連載 押しはしないが押されてばかり ⑯ 「釈迦と女弟子〈後編〉」 青島広志
83 連載 小山実稚恵のピアノと私 夏休みの宿題
84 宮本文昭の気軽に話そう 今月のお客様 田原綾子 ヴィオラ
86 マンスリー・ベルリン・フィル 2020/21シーズンが開幕
88 ヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルクのウィーン・フィル便り
World Music Scene 海外音楽情報
89 ザルツブルク
90 ロンドン
91 ヴェローナ
92 パリ
93 タングルウッド、他
94 オーケストラ新聞 フェスタサマーミューザKAWASAKI、日本フィル、他
STAGE
96 佐藤美枝子 ソプラノ
98 横山幸雄 ピアノ
99 濱田芳通 リコーダー
東西南北
100 東京国際音楽コンクール〈指揮〉
101 ピティナ・コンペティション特級ファイナル
102 東京二期会2021/22ラインアップ
103 スタインウェイ・ジャパンが「STEP」プログラム
104 連載 音楽から見たロシア 人生の転機。メック夫人 マリーナ・チュルチェワ
106 外山雄三の「オーケストラと暮らして60年」
108 音楽プロデューサー 中野雄の音楽人間模様
110 東条碩夫の「音楽巡礼記」 2020年8月
111 公演レビュー
115 連載 いけたく本舗─私が出会った演奏家たち 「武満徹」 池田卓夫
116 諸石幸生の「歴史的名盤とオーディオ」
118 音楽に抱かれる悦び 和田博巳
120 巨匠「名盤」列伝 ウィリアム・スタインバーグ 山崎浩太郎
122 特別企画 私の夢のコンサート 高久暁/鈴木淳史
124 連載 鍵盤の血脈 井口基成 「吉田秀和問題」 中丸美繪
128 Book
129 Movie 「鵞鳥湖の夜」
130 Theater 劇団民藝
131 Art 「近代日本画の華」
132 Ballet 「海賊」
133 CD&DVD ジャンル別に新譜をCheck!
137 海外公演ここが聴きどころ
140 許光俊の「名曲のツボ」 ハチャトリアン:「仮面舞踏会」
141 私のお薦めコンサート 國土潤一/寺西基之
142 ニュース・アトランダム
143 Concert Selection
146 FM&TV INFORMATION
148 バックナンバーのご案内
150 HOTEL’S INFO
151 読者プレゼント
152 読者アンケート
153 読者の声
154 次号予告 編集後記